2011年6月1日水曜日

6月1日は気象記念日

おはようございます。
今日、6月1日は「気象記念日」です。

1875年(明治8年)の6月1日、現在の気象庁にあたる東京気象台が創設され、東京で気象観測、地震計による観測が始まりました。
気象記念日はこれを記念したものです。

また、9年後の1884年(明治17年)6月1日には、日本で初めての天気予報が作られました。
その初めての予報は
全国一般 風ノ向キハ定リナシ 天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ
という内容でした。
これは、ドイツ人の気象学者エリヴィン・クニッピングによる「Variable winds, Changeable, some rain.」という英文の予報を日本語に訳したものです。
日本初の天気予報は、全国向けのかなり大まかな内容だったんですね。

ピンポイント天気予報降水ナウキャストという、詳細でリアルタイムな予報ができるようになった現代。きっとこれからも予報精度はどんどん向上していくでしょう。
それでも、自然の力を100%理解することはおそらく不可能です
だからこそ、自然と共存するために、天気を予想する知恵は昔から伝わってきています。
空を見上げたり、空気を感じることは忘れずにいたいですね。

天気は、人の心のようなものです。
どんなに理解を深めても、わからない部分があるから奥深いのです。

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