2011年9月5日月曜日

台風12号

現在、日本海を北上中の台風12号は、奈良県、和歌山県など、紀伊半島を中心に大きな被害をもたらしました。
死者27人、行方不明者は53人に上っています。
台風により大きな被害となったのは、死者95人に及んだ2004年10月の台風23号以来のことです。

奈良県上北山村では、総雨量1800ミリを記録。
これは、この地域での年間降水量の3分の2に相当する記録的な大雨でした。
8ヶ月分の雨がたった5日間で降ってしまったのですから、驚くほかありません。


台風12号は今夜、温帯低気圧に変わりますが、東北地方はまだ強風域にあり、相変わらず動きも遅いので、引き続き土砂災害河川の増水氾濫に厳重な警戒が必要です。
さらに、台風13号により南から暖かく湿った空気が流入するため、激しい雷雨にも注意してください。

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