台風の強さを表す「強い」、「非常に強い」、「猛烈な」は、中心付近の最大風速によって分類されます。
最大風速 (m/s) | 最大風速 (knot) | 強さの階級 |
---|---|---|
17.2未満 | 34未満 | 熱帯低気圧 |
17.2~32.6 | 34~63 | 台風 |
32.7~43.7 | 64~84 | 強い台風 |
43.7~54.0 | 85~104 | 非常に強い台風 |
54.0以上 | 105以上 | 猛烈な台風 |
また、台風の大きさは、風速15m/s以上の強風域の半径によって分類されます。
風速15m/s以上の半径 | 大きさの階級 |
---|---|
500~800km | 大型(大きい) |
800km以上 | 超大型(非常に大きい) |
2000年(平成12年)6月以前は、「弱い」や「小さい」という階級がありました。
しかし、1999年(平成11年)8月14日に玄倉川水難事故が発生。
「弱い」という表現では、危険性が低いと誤解を与える可能性があるとして、気象庁は2000年(平成12年)6月1日から、「弱い」、「並の」、「小さい」といった階級を廃止し、該当するものは単に「台風」と表現されるようになりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿