2011年5月27日金曜日

台風の強さと大きさ

現在日本に接近中の台風2号は、中心付近の最大風速が55m/sの猛烈な台風となりました。
台風の強さを表す「強い」、「非常に強い」、「猛烈な」は、中心付近の最大風速によって分類されます。

最大風速 (m/s) 最大風速 (knot) 強さの階級
17.2未満 34未満 熱帯低気圧
17.2~32.6 34~63 台風
32.7~43.7 64~84 強い台風
43.7~54.0 85~104 非常に強い台風
54.0以上 105以上 猛烈な台風


また、台風の大きさは、風速15m/s以上の強風域の半径によって分類されます。

風速15m/s以上の半径 大きさの階級
500~800km 大型(大きい)
800km以上 超大型(非常に大きい)


2000年(平成12年)6月以前は、「弱い」や「小さい」という階級がありました。
しかし、1999年(平成11年)8月14日に玄倉川水難事故が発生。
「弱い」という表現では、危険性が低いと誤解を与える可能性があるとして、気象庁は2000年(平成12年)6月1日から、「弱い」、「並の」、「小さい」といった階級を廃止し、該当するものは単に「台風」と表現されるようになりました。


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