2011年5月25日水曜日

降水量1mmってどのくらい?

5月23日に九州南部が平年より8日早く梅雨入りしました。
関東ももうすぐ梅雨の季節ですね。
毎日バイクで通勤している私には、寒い冬と同じくらい辛い季節です。
バイクでなくても、どんよりとした空にしとしと降り続く雨は気分が沈みがちになってしまいます。


東日本での梅雨といえば、しとしとと長く降る雨というイメージです。
西日本では、ザーザーと降る雨集中豪雨というのが一般的だそうです。

このように、雨の降り方を「しとしと」、「ザーザー」と日本語で言うととても想像しやすいのですが、気象の世界では、これを降水量(mm)で表します。
といっても、天気予報で「1時間あたりの予想降水量は、多いところで5mmの雨・・・」なんて言われても、実際どのくらい降るのかピンと来ないですよね。

1時間あたり5mmの雨というのは、傘がないとびしょ濡れになってしまうレベルです。
それなら、何mmなら傘を持たなくても大丈夫なのでしょう?
分かれ目は「1mm」です。
もちろん個人の体感の差や風の影響などもありますが、1mm未満の雨なら、傘がなくてもなんとかガマンして歩けます。
1~2mmの雨は、傘がないと辛いでしょう。

ちなみに、気象庁では1mm以上の雨を「降水あり」とします。
つまり、もし雨が降っていても、それが0.9mmの場合は降水量0mmと記録されるのです。
雨が予想されていないから大丈夫!なんて油断できません。

バイクで走っている時の雨粒は小石のように痛く、地面は鏡のように反射して見えにくくなります。
バイク通勤の皆さん、雨の日の運転は無理しないように・・・。

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