2012年2月3日金曜日

節分は春の訪れ?

本日、2月3日は節分の日です。
「節分」は本来、季節の移り変わる時の意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指しています。
特に立春が1年の初めと考えられることから、春の節分が最も重視されるようになり、現在では「節分」といえば春の節分を指すものとなりました。

ということは・・・明日、2月4日はもう立春なのです。
大雪冷え込みも、まだまだ厳しくなる2月初めです。「暦の上では春」と言われてもピンと来ないのが実情ですが、太陽の出ている時間が徐々に長くなっていることに、少しづつ春へ向かっているのを実感します。

さて、節分といえば、年男または一家の主人が豆を撒き、家族みんなで自分の歳の数だけ豆を食べるという風習がありますね。
そうすることで、その年は病気にならず長生きすると言われています。

また、最近では恵方巻きも節分行事として世間に浸透していますね。
節分の夜に、太い巻き寿司をラッパを吹くようにくわえて恵方に向かって私語を交えずに丸ごと食べることにより、1年間良いことがあるそうです。
もともとは、1977年に大阪海苔問屋協同組合が節分のイベントとして道頓堀で実施したのをマスコミが取り上げて、早速全国のお寿司屋さんがそれに便乗して全国に広まったということのようです。

巻き寿司を使う理由は、「福を巻き込む」から、また、丸ごと食べるのは、「縁を切らないために包丁を入れない」からなんだそうです。

今年の恵方は「北北西やや右」ですよー。

◆ 画像は2012年(平成24年)今年の恵方を利用 ◆

0 件のコメント:

コメントを投稿